AKAI RPM3を買った
もともとは普通のオーディオアンプに普通のスピーカーをつないで使っていたんだけど、
- モニター用ではない
- モニター用としてはヘッドホン(MDR-CD900ST)だけで頑張ってた
- 古くていろいろ調子悪くなってきている(アンプもスピーカーも)
- スピーカーは左右の音のバランスがおかしくなった。アンプはガリがあったりとか。
- 大きいので、机の奥に台を設置してその上に置いている
- その後、机の上にはディスプレイやタブレット端末が増えてしまい、スピーカーは奥に隠れてしまって音が埋もれてしまった
ってことで完全に買い替え時。しかしアンプとスピーカーを買うと結構高いし、結局置く場所は無いしってことで、保留だった。
ところが最近、それとは別件で部屋を片付けていて、横に長い机に買い替えた。そして急にスピーカーを置くスペースが確保できそうだったので、買うことにした。
AKAI RPM3にした
買ったのはAKAI RPM3。
AKAI。破綻したけどサンプラーなどで有名なところ。今はM-AUDIOとかと同じところの傘下らしい。
細かいスペックは置いといて、自分がこれに決めたのは
- モニター用
- アンプ内蔵(別途アンプを必要としない)
- コンパクト(幅127mm)
というところ。音質が良いとか悪いとかは使ってみないとわからないけど、安いので過度に期待してはいけない。でもモニター用と謳ってるんだから、少なくとも音に余計な味付けはしていないと信じたい。楽器のメーカーだし。
Amazonで12,999円だった。
置いてみた
ちょっといろんなものが写っていて説明には向いてないけど、こんな感じに設置した。
真ん中に2台あるディスプレイの両脇に設置してある。レンガ風の発泡スチロール(ホームセンターで買った)の上に載せて、高さを20cm上げている。そうしないと左はタブレット端末、右はMacBook Proが置いてあって隠れちゃうから。
ちなみに下に置いてあるタマゴ型のスピーカーはOlasonic USBスピーカー TW-S7。USBからの電力だけ(バスパワー)で10W+10Wのそれなりの高音質。ただしUSB接続のスピーカーなので、他の音(たとえば何かのデッキとか、楽器とか)をここで鳴らすことはできない。モニター用でもないし。普段Macからの音を出すために使ってる。
4系統の入力はミックスされる?
入力端子は、ステレオミニ、標準LR、RCA端子のLRがある。さらにUSBスピーカーの機能も持ってる(TW-S7のようなバスパワーではないけど)。標準とRCA端子の両方に接続して同時に音を再生してみたところ、ミックスされて鳴った。バランスは調整できないけどミキサーの機能を持ってるってことかな。それ以上は試してないけどステレオミニもUSBも全部ミックスされるような気がする。
こういうのって良くあるのかな?普通は入力選択があるようなイメージだったので、ミックスされるのはちょっと驚いた。まあでもそれはそれで便利かもしれない。そして自分の場合はRPM3の前にミキサーをつないでるので、複数つなぐケースは無いけどね。
あとこのUSBの端子は、他の入力端子から入った音をパソコンに送る機能もあるみたい。だからパソコンとRPM3だけあれば録音再生がいけちゃう感じ。自分はそういう使い方はしないけど、そういうのを求めてる人にはいいかも。
音質はどうか
音質がどうなのか気になるところだけど、音のことはそんなにわからないし、さらに文章で書くのも難しい。
でもとりあえず、とってもクリアに聴こえる感じ。ちょうど耳の高さのところに置いたのもあるからか、全部の音がキレイに聞こえる感じで、ミックスの確認とかには普通に使えそう。何も問題が無いというか、もしかしたら価格の割にはちょっといいのかも知れない。
サイズは小さめだけど音量は結構出るし、無理してる感じはあまりない。
Web上の評判を見ても、悪評は無いけど高評価もそれほど無くて、あまり関心を持たれてない製品っていう感じがするけど、安いしコンパクトで扱いやすくて入力端子は豊富で音質は問題無いので、そういうコンセプトのスピーカーが欲しい人にはまあまあいいと思うよ。