iPadにJIS配列の刻印の通りに記号も入力できるBluetoothキーボード「TK-FBP043BK」とスタンドを買った

2015.9.24追記

本記事の2年後、別なキーボードを買った。

詳細はこのリンクを参照してね。

追記ここまで。


前から欲しかったのをついに買った。

http://f.cl.ly/items/163k0G2F3m392l2a040f/DSC01394.jpg

iPadで使えるBluetoothキーボードとスタンド。これでパソコンみたいな感じになる。上の写真はiPad miniを横画面にしてSSHやってる状態。

JIS配列(日本語配列)の刻印の通りに記号も入力できるBluetoothキーボード「TK-FBP043BK」

キーボード選びは大変だった。

自分は普段JIS配列(日本語配列)のキーボードを使ってる。日本だと多くの普通の人はそうだと思う。プログラマーとかの人は割と英語配列を使ってるみたいだけど、自分は小さい頃からJIS配列使っていて慣れちゃった。

ところが、iPad(やiPhone)でBluetoothキーボードを使おうとすると、Apple純正のキーボード以外のサードパーティ製のキーボードでは、なぜか英語配列になってしまう。主な問題として、キーボードに刻印されている記号と、そのキーを押したときに入力される記号が全然違う。

なんでなの?最初の頃は、バグもしくは未実装だと思ってたけど、何年経っても改善されない。なんで対応してくれないのか、いまだに謎。

そんな中、どういう技術なのか知らないけど、JIS配列で使えるキーボードがいくつか出てきた。とりあえず自分は3つ発見した。何十種類もあるBluetoothキーボードの中で、たった3つだけ。これ、貴重だからもっと強く宣伝していいと思うんだけど、割とあっさりしてるのが謎。そして、各社がもっと対応製品を出してこないのも謎。

1番目のTK-FBP043BKは「¥」キーの場所が変な感じで、2番目のTK-FBP052BKは右下のカーソルキーやリターンキーのあたりの配列が変な感じで、3番目のRP-BK211Wは数字キーの列が全体的に左にズレてる感じ。

このうち、1番目のTK-FBP043BKが、まあ我慢できる範囲かなーってことで、これに決めた。ヨドバシに行ったら電池が入ってるデモ機が置いてあって、手持ちのiPhoneiPad miniに接続してテストすることができた。確かにJIS配列で記号が入力できる。実際に試してみれるのはすごく安心。そのままヨドバシの店頭で3,600円の10%還元で買った。

http://f.cl.ly/items/4110101p3Q2C130d2T1w/DSC01396.jpg

サイズ的には、Apple純正キーボードよりだいぶコンパクト。iPad miniの長さよりは2cmほど長い。写真だとわかりにくいかもしれないけど、使ってみると結構小さく感じる。キーピッチが15.6mmしかないけど配列がマトモなのでなんとかなるし、これくらいコンパクトじゃないと携帯しづらいから、まあいいと思う。重さは260gとのことで、スマートフォン2個分くらいかな。困るほどではない。

その他のメモ。

  • 電池は単4が2本。エネループ入れてみたら使えた。
  • 自分のiPad miniはiOS7。それ以外は試してない。おそらくiPad miniRetinaモデルを11月に買っても大丈夫だと思う。Retinaモデル欲しい。
  • 初回接続時にペアリングすれば、次からはキーボードの電源を入れるだけで接続される。ペアリング情報は9台分保存できて、簡単に切り替えられる。例えば、今はiPadじゃなくiPhoneで使いたいなと思ったらすぐ使える。それでiPad用の設定が消えたりしない。
  • 日本語入力のON/OFFは、「半角/全角」を押すか、Command+スペースを押すか、無変換と変換を押して切り替える。できない場合は、設定→キーボードで日本語と英語が有効になってない可能性がある。自分はそれだったので最初焦った。

大きな不満は特にない。デザインがそれほどかっこよくないな、というくらいかな。

折りたたむと超コンパクトになるスタンド「RBOT097」

あとはスタンドが必要ってことで、これにした。

LEG STAND。色はRBOT097〜RBOT102までの6色ある。自分は黒(RBOT097)にした。

http://f.cl.ly/items/3X1f113v3O1H1l031C0d/DSC01398.jpg

ちゃんとパタっとたたむことができる。たたむと超コンパクト。測ってみたら 11.3cm x 3.0cm x 0.6cm くらいだった。このサイズ感をどう表現すればいいのか難しいけど、iPhoneを縦に真っ二つに割ったくらいかな(それより小さいけど)。重さはもう無視できるレベルでいいと思う。

他にもいろんなスタンドがあったけど、これが一番コンパクトに見えたし値段も380円だったので、お試しの意味も込めて購入。

ところが、お試しどころか安定性は十分だった。これでいいじゃんって感じ。

iPad miniだけじゃなく、大きい方のiPadも安定して立てられるくらいなのに、逆にiPhoneみたいな小さいものを立てても大げさな感じがしない。これはなかなかいい。ひとつ持ってればイロイロ使えそう。縦画面でも横画面でもOKで、もちろんApple製品じゃないタブレットもOK。手持ちのタブレットを試してみたけど、enchantMOONだけは厚みがあってダメだった。

仕事で使えそう

仕事柄、MacBook Airをいつも持ち歩いている。サーバーに障害などが起きたら、SSHでつないでアレコレ操作しなきゃいけないことがある。しかし近所にちょっと出かけるとかの場合は、iPad miniだけを持ち出すこともあった。ちょっとしたことならソフトウェアキーボードで対応しちゃって、本当にヤバいことが起きたら家に帰ればいいという感じ。

今後はその選択肢が増えることになる。iPad miniとこのキーボードとスタンドを持ってれば、SSHだったらどこでも普通にできる。もちろんiPadはブラウザやメールも十分使えるので、ほぼMacBook Airは無くてもやれる。

ただ、趣味として喫茶店などでXcodeで開発したりすることもあるんだけど、それはいくらキーボードがあってもiPadじゃできないから、MacBook Airが常に不要になったというわけでもない。まあXcodeは無理でもSSHでサーバーに入ってvimで開発するようなのは全然できちゃうけど。当然ブログ書いたりもできるとは思うけど、iPadは漢字変換が(Mac+ATOKほどは)賢くないので、日本語の文章をたくさん入力するのは結構厳しいと自分は思った。

自分の利用シーンから考えてみると、今まではMacBook Airを持ち歩くのが90%、iPad miniだけを持ち歩くのが10%って感じだったのが、今後はMacBook Airが60%、iPad miniとキーボードとスタンドが35%、iPad miniだけが5%っていうくらいになりそう。

ちなみにSSHのアプリはずっとPromptを使ってる。

  • 800円なのでちょっと高い
  • iPhone/iPadどっちでも使える
  • Bluetoothキーボード対応
  • telnetも対応
  • 公開鍵認証も対応
  • キーをカスタマイズできる
  • コマンドの入力補完
  • 画面がキレイ

機能的に十分で、拡張性もあり、UIも美しい。さすがPanic, Inc.という感じ。オススメ。

おわり

まだ自宅でちょっと実験しただけなので、あとは実際に持ち出して使ってみたい。仕事のサーバー障害は発生して欲しくないので、何か用事を見つけて使ってみようと思う。