SONY αシリーズ用リモコンRMT-DSLR1の互換品を買ってみた

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SONYのαシリーズ用の赤外線リモコン。といっても純正じゃなく、互換品。カメラ側に特にサードパーティ製のリモコンを拒否するような仕組みがないみたいで、互換品がたくさんある。

上記のリンクで検索できる。500円程度と激安なので、試しに買ってみた。

ちなみに純正のは、

この2つ。前者はすでに生産終了していて、後者がその後継機種らしい。違いはよくわかんないけど。

まあ純正品も3,000円程度なので、普通にそれ買えばよかったんだけど、なんか500円の互換品って面白そうだし、単なる赤外線のリモコンだから万が一にもそれでカメラが壊れたりすることもないだろう(リモコンの方がすぐ壊れるっていうことはありそう)ってことで、あえて互換品にしてみた。

あきらかに純正品よりもボタンが少ないけど、純正品の方も実質的に撮影時はボタン2個しか使わないとのことで、それと同等ってことなのかな。

使ってみた

さっそく試してみた。カメラはNEX-5R

ドライブモードをリモコンにすると、いきなり「S」ボタンを押すと普通に写真が撮れる。「2S」ボタンを押すとタイマー撮影になって2秒後に写真が撮れる。

動画の開始/終了はできない。写真のみ。

あとは、バルブ撮影。M(マニュアル)モードにして、シャッタースピードを限界まで遅くすると「BULB」となる。これはバルブ撮影といって、シャッターボタンを押し続けてる間だけシャッターを開くという、長時間露光で使ったりする機能。

で、バルブ撮影でもこのリモコンを使える。カメラをバルブ撮影の状態にしてるときは、リモコンを一回押すとシャッターが開いて撮影開始、もう一回押すとシャッターが閉じて終了となる。

これを本体だけでやろうとすると、ずーっとシャッターボタンを押し続ける必要があり、めんどくさいし、ブレたりもしやすいので、リモコンでやれるのは便利だと思う。まあバルブ撮影をする機会が自分にあるのかはわからないけど。

iPhoneアプリでもやれる

とはいえ、リモコンなんてなくても、NEX-5RにはWi-Fi機能があって、iPhoneアプリと連携して、写真を撮ったり、動画を撮ったり、いろいろカメラの設定をコントロールしたりライブビューを見たりもできる。

ただ、どうしても最初の接続設定がメンドイし時間もかかる。反応や安定性もフワっとしていてスマートな感じがしない。難しいことが色々できるけど、簡単なことを簡単にやれない。ハードウェア、ソフトウェアの両方が、まだまだ進化の途中って感じ。

その点、リモコンは、難しいことはできないけど、簡単なことを簡単にやれる。なので、まあ500円程度だし、持ってて損は無いかなとは思った。