ふとん乾燥機はすごく良いものなので、特に超手軽に使える Panasonic FD-F06X1 を買った

ふとん乾燥機が大好きなんだけど、新しいのを買った。

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ふとん乾燥機は、家電の中でもそこまで一般的じゃない気がする。ものすごく良い家電なのに。まあ地域とかにもよるのかな。

簡単にいうと、布団(敷き布団と掛け布団)を暖める機械。短い時間だけ使えば布団が暖まってうれしい、ほどほどに使えば布団が乾燥してフカフカでさわやかになる、長めに使えばダニをやっつける(その後で掃除機で吸う作業が必要)。

そんなわけで、布団を気持ちよく使いたいなら、ふとん乾燥機はすごく良い。

基本的なものはマット式って言って、マットと、ホースと、本体があり、敷き布団と掛け布団の間にマット(布団と同じような形で袋みたいになってるもの)を敷いて、本体から熱風を送るとマットを通じて布団が暖められる。

今まで使っていたのはそういうタイプだったんだけど、このマットが面倒なのが悩みだった。敷くのも面倒だし、片付けるのも面倒。特にマットを折りたたんでホースと一緒に本体内部に収納するのが面倒。この収納場所が狭くてギリギリなのよね、たぶん本体をなるべくコンパクトにするためだと思うけど。

しかし最近は、マット不要タイプというのがあって、ホースの先端に専用のノズルがついていて、それを布団の間に差し込むだけでいいようになってる。

ってことでお店でいろいろ操作性を試してみて、マット不要タイプの中でも特に圧倒的に簡単にセッティングと片付けができると感じた、このPanasonicのFD-F06X1を買った。

とにかく簡単

この機種は、簡単にセットできることをすごくウリにしている。

5秒でセットってのもオーバーに言ってるわけじゃない、本当。なんなら3秒でもいける。片付けるのも5秒。

ノズルに取っ手がついてるので、そこを持ち上げてホースをのばし、布団に差し込むだけ。片付けるときもノズルの取っ手を持ってホースを本体に入れていき、最後そのままノズルでフタをする感じ。

マットが無いだけじゃなく、ホースの扱いまでもが簡単になっていて素晴らしかった。

ただ、他社の製品ではもっとノズルが特殊な形をしていて、本来の機能である布団乾燥の効率がもっと良かったりする機種もある。それに比べると、この機種は簡単に使える方を重視していて、乾燥の効率は悪くなってるのかも知れない。

なので買う人は各自のニーズに合ったものを買えばいいと思うけど、自分の場合は、どんなに乾燥の効率が良くても面倒だったら使わなくなるので、手軽な方を選んだ。

あ、念のため書いておくと、ずっと電源を入れておきながら寝るわけじゃないよ。寝る前に布団を温めるなどして、片付けてから寝る。寝ながら使っちゃダメ。危ないし体に悪い。

「ふとん乾燥機」という名前が悪い?

これまで何度か、普通に会話の中で「ふとん乾燥機いいよ」っていう話になることがあったんだけど、実際に(この機種に限らず)使ってる人は完全に同意してくれるものの、まだ使ってない人には全然響かない。こんなに良いのに、なかなか良さが伝わらない。

それはこの「ふとん乾燥機」という名前のせいじゃないか、と考えてみた。

「おふとんにフカフカぽかぽかの魔法をかけるマシーン」っていうニュアンスでいい名前はないかな。

ウォークマンとかウォシュレットとかみたいに、製品名がそのまま一般名として使われちゃうくらいの名前をどこかのメーカーが付けてふとん乾燥機を再定義・再発明してくれてもいいかも。

あとは買う前に試してみるというのが難しいよね、借りて体験してみるってのも面倒だし、お店で試すにしても実際に布団に使ってそこで寝るってのもなかなか難しい。

布団を毎日気持ちよくしたい人におすすめ

冬に暖かい布団に寝れるのはもちろんとして、冬以外でも、一度暖めて乾燥させてふわふわにしてから、送風して温度を戻す機能もあるので、いつでも使える。

うちは普通の布団で使ってるけど、もちろんベッドでも使える。

あとは、あんまりどうでもいい機能のような気はするけど、ナノイーを出していて消臭もするとか、布団に使うだけじゃなく靴などに熱風をかけて使うこともできるっぽい。

まあ何よりこのFD-F06X1は手軽なところが特徴だと思うので、手軽にやりたい人にはおすすめだと思うし、別にこの機種じゃ無くても、ふとん乾燥機という家電ジャンル自体がおすすめ。