iPhone Xを買った!
やったー買った!
今回買ったのは、iPhone Xのシルバー256GBモデル。ソフトバンクでSIMロックされている。
メインで使う用のiPhoneとしては、今まで3G→4→4s→5→6→7 Plusと買い換えて来たので、今回で7台目になる。
本来、iPhoneは2年おきに買うことにしてる。去年7 Plusを買ったので今年はスルーの予定だったんだけど、ここまで新しくなったモデルが出ちゃったら、もう買うしかなかった。しゃーない。
以下、とりあえず3日くらい使った時点のメモ。
ソフトバンクオンラインショップで予約購入
ソフトバンクのiPhone 7 Plusからの機種変更で、ソフトバンクオンラインショップの自宅受取で買った。
来年以降の参考になるよう、予約購入の流れの詳細をメモっておく。
- 9月12日 発表される。発売日は11月3日。
- 10月27日 16:01 予約受付開始。ソフトバンクオンラインショップで速攻で予約した。予約が確定した時刻は16:01:12。
- 今回は優先クーポンはもらってなかった。これなんなんだろうね。
- 保険としてApple Storeオンラインでも予約しようとしたけど、16:01になってもメンテナンス中のままで、結局ページが表示されたのが16:11だった。
- ページが表示されたときにはすでに3-4週待ちになっていて、それでもいいから予約を進めたところ、4-5週待ちということで予約が確定した。
- CDNのキャッシュのせいなのかわからないけど、これは困る。今後、重要な予約はApple Storeは使わないようにしたい。
- 10月27日 16:43 「予約を承りました」のSMSが届く。
- 11月1日 10:19 「商品のご用意ができましたので、本申し込みを実施してください」のSMSが届く。
- 本申し込みのサイトの調子が悪くて大変だった。
- Ajax的な通信を多用していて、ロード中であることが画面上で見えなかったり、ロードに失敗してJavaScriptが停止していたりする。
- MacでChromeのデベロッパーツールを開いて、ロード中なら何も触らずに待つ、エラーが出たらリロードする、ロードが終わってエラーが出ていなければ画面をクリックして進める、って感じで入力して行ったらなんとか完了した。
- お届け予定日は11月3日になった。
- 完了後「本申し込みが完了しましたので内容をご確認ください」のSMSが届く。
- 11月1日 11:03 「お申し込み内容の登録が完了し、商品の発送手続きを開始いたしました。」のSMSが届く。
- 11月3日(発売日) 7:03 「商品の出荷が完了いたしました」のSMSが届く。そして昼頃に佐川急便で届いた。
- 出荷完了のSMSが届いたのは当日の朝だったけど、Webサイトで状況を確認すると前日には発送されていたっぽい。
- 無事に届いたので、Apple Storeで4-5週待ちになってた注文はキャンセルした。
去年の7 Plusのジェットブラックのときは、ソフトバンクのサイトが機種変更だけ9分くらい落ちてるし、アップルの製造も間に合ってなくて、発売日から届くまで2週間以上かかった。でも今回はソフトバンクもアップルも頑張ってくれて、こちらも頑張って12秒で予約した努力の甲斐もあって、無事に発売日に受け取ることができた。
ちなみに、ドコモとauで予約したことはないけど、聞いた話では、オンラインショップにログインしたりいろいろ情報を入力したりするらしい(ほんとに?)。Apple Storeオンラインで予約するときも似たような感じだった。しかしソフトバンクは、モデルを選んで電話番号を入力するだけの1ページ構成で、かなりシンプル。サーバーが落ちてるとかその後の対応とか入荷数とか優先クーポンの存在とかいろいろ不満はあるけど、少なくともこの予約ページの画面構成だけで言えば、ソフトバンクはよくできてると思う。
移行が大変
iPhoneが届いたら早速データの移行。
昔のiPhoneは、バックアップして復元するだけで移行できるのが最高に素晴らしかったんだけど、少しずつ面倒な手順が追加されてきていて、もうそろそろ限界な気がする。
「バックアップして復元する」ってのは、つまりは同じデータが入ったiPhoneのコピーを作るっていうこと。でも最近はコピーでは困る事情がいろいろあるみたい。
例えばApple Payは、Suicaの残高がコピーされるのとかは論外なので、別で手続きしなければいけない。旧機種からSuicaを削除して、新機種で追加をする感じ。
Apple Watchも、親となるiPhoneを別な端末に変えるときは、全部消してセットアップし直しになる。その際はApple Watchのバックアップと復元が使えるんだけど、これがものすごく時間がかかる。自分の場合はApple Watchを2台使ってるので合計で数時間かかった。Apple Watchを機種変更するときに大変っていう話なら納得できるけど、iPhoneを機種変更するときになんでApple Watchを初期化しなきゃいけないのか。
そしてその他にもいろいろ。GmailとかGoogle DriveとかのGoogle純正アプリもログイン情報が失われていたし(これは自分だけ?)、LINEも厳しくなった。あとは金融機関の2段階認証のトークンも再設定が必要で、これは、サービスによってメールで連絡する必要があったり、機械から電話がかかってきてガイダンスにしたがって手続きしたり、非常に面倒だった。
それと、プッシュ通知のトークン更新もある。アプリによってトークンを送信してるタイミングはいろいろあって、しかも普通はそのことがわからないようになってるので、とにかく無駄に起動してログアウトしてログインしてプッシュ通知の設定をオフにしてオンにして。。。みたいにして、いつの間にか更新されることを期待するしかない。これを、プッシュ通知を利用してるアプリの数だけやる。
もう破綻してるだろこれ。。。
まだ自分の場合は旧端末(7 Plus)を下取りしてないから手元にあるので、Apple Payの手続きやApple Watchのバックアップも必要に応じてやれたし、「2段階認証のトークンを解除するために2段階認証が必要」みたいな状況にも対応できた。プッシュ通知のトークンも、旧端末に届いてる通知の履歴を見ながら作業できた。だからよかったけど、旧端末が手元に無い人はいろいろ大変なんじゃないかな。。。
コピーじゃなく移動したい
これらの問題は、iPhoneをコピーするという発想が悪い気がする。コピーだと、同じデータの複数のiPhoneが存在することになって、しかもそのiPhone同士の関係性が無い状態になる。それじゃ困るという機能やアプリやサービスが、独自の移行手順を要求してくることにつながる。
そこで、アップルが保証する移動の仕組みが欲しい。移動だから、元のiPhoneが使えなくなる代わりに、新しいiPhoneに何もかも移動する感じ。端末が複数あったら困るようなアプリやサービスも、この機能を使った移動なら許してもらう。
もちろん、端末を失ったときの復旧のため、今まで通りのバックアップと復元はあっていい。それとは別で、機種変更のときは専用の仕組みで移動させてほしい。
デザイン
iPhone Xは、見た目や持った感触がものすごく良い。今までのiPhoneで一番いいんじゃないかな。
- やっぱり両面ガラスはいい。割れるとかはあるかも知れないけど、見た目も感触もいい。iPhone 4/4sもよかったし、Xもいい。
- サイズについては、5.5インチからの移行なので、コンパクトになったのがとてもいいと思ってる。
- 4.7インチからの移行だと、ただでさえ3.5インチ→4インチ→4.7インチと巨大化を我慢してきたのに、さらにまた一回り大きくなって困るっていう人もいると思う。
- カメラのでっぱりは相当気になる。
- 2つのレンズが、7 Plusや8 Plusは横に並んでるけど、Xは縦に並んでる。
- テーブルに置いたときのガタガタ感がかなりある。
- ケースに入れる人はいいのかも知れないけど。。。
- 重量はそれなりにある。174g。
- 7 Plusが188gなのでほとんど変わらない。
- 8 Plusはだいぶ重くなって202g。
最近のiPhoneを並べてみた。6s、7 Plus、Xの順。こうして見ると、iPhone Xは本体のサイズ感はそこそこ小さく、画面はそこそこ大きいのがわかる。
シルバーの背面はこんな感じ。この写真じゃわかりにくいけど、カメラのでっぱりはどうにかならんものか。。。
ホームボタンが無い代わりの新しい操作
iPhone Xでは、ホームボタンがなくなったことで、いろいろと変更がある。
- 画面が消えてる状態のiPhoneをタップするだけで点灯する。
- 今まで「持ち上げる」「サイドボタン」「ホームボタン」の3通りだった点灯方法のうち、ホームボタンを「画面タップ」に変えたということになる。
- これが地味にすばらしい。実は相当いい。
- ホームボタンの代わりに画面下端のスワイプ操作に変わったけど、これは便利になったと思う。
- 上スワイプでホーム画面にいったりアプリ切り替えになるのはものすごくいい。快適。
- 左右スワイプですぐにアプリを切り替えられるのもまあいい。
- 下スワイプで簡易アクセスできる(画面全体がストンと半分くらい下に落ちてくる)のもいい。
- ただこれは誤操作もある。簡易アクセスしようとしたのに、画面下の方のボタン等をタップしてしまう。誤操作しないコツは、一度少し上に持って行ってから降ろす感じ。
- もうちょっと精度は改善してほしい。
- さらに一部機能はサイドボタンの方に移った。
- サイドボタン二度押しでApple Pay。iPhoneの画面がどの状態でも二度押しできる。これはいい。
- サイドボタン長押しでSiri。基本的には別にいいけど、テーブルに置いた状態で一本指で呼べなくなったのは残念。
- サイドボタンと音量↑ボタンでスクリーンショット。これは片手で操作できて従来よりいい気がする。
- サイドボタンと音量ボタンの長押しで電源オフ。
- サイドボタン長押しがSiriになっちゃったので電源オフの操作がこちらに移動。
- 電源オンのときはサイドボタン長押しだけでいいのに。変なの。
- 音量ボタン↑・↓を連続で押してそのあとサイドボタン長押しで強制再起動。
- サイドボタンと音量ボタンの長押しが電源オフになっちゃったので強制再起動の操作がこちらに移動。
- これは練習しないと覚えられない。
なんというか、以前からiPhoneを使ってきた身としては、また覚え直し、慣れるまで大変、以前の操作方法と混乱する、などの気持ちはある。でもこれから使い始める人が最初に覚える操作としては、まあなんとかまとまってるようにも見える。
他社の機種みたいに、画面下の方のアイコンをタップしてホーム画面に戻るのとかはイヤなので、スワイプでまとめたのは大正解だと思う。細かい位置を気にせず使えるようになって、ボタンだった頃よりも便利だと思う。その他の処理はサイドボタンと音量ボタンになんとか詰め込んだのは、まあ頑張ったのはわかるけど、今後も改善して欲しい。
しかし、もし最初に設計したiPhoneからホームボタンという概念が無かったとしたら、果たしてこの操作方法になってただろうか。ホームボタンが無いなら無いなりの設計ってのがあると思うけど、今の仕様はそうではなく、ホームボタンがあった頃の設計をホームボタンが無くても使えるように翻訳した、っていう感じがすごいある。ネイティブではなく翻訳の感じ。
そういうのがいろいろあると、まったくしがらみのない完全に新しい設計のライバルが登場したら一気に抜き去られる原因にもなる。例えば10年前のiPhoneがそれをやった。
画面が四角じゃない件
やっぱ最大の特徴は画面だと思う。
- 液晶ディスプレイから有機ELディスプレイに変わった。
- 縦長になった。
- 「画面が大きくなった」という言い方は微妙だと思う。
- ディスプレイの形が四角形じゃなくなった。
- 角が丸くなってるし、スピーカーやインカメラの部分だけ画面が欠けてる。
- こういう変わった形にできるのも有機ELの特徴なんだそうだ。
最初は「うーわ、なんだこの形。。。」と思ったけど、実際使ってみると意外と全然気にならない。非対応のアプリは真ん中に表示されるのでとりあえず互換性はあるし、iPhone Xに対応してるアプリはちゃんとこの形を想定して作られてるので、特に困ることはない。表示領域が広くて普通に便利だ。
例外として、iPhone Xの画面に対応してるはずなのに、表示がズレるアプリはあった。これは、発売日の時点では実機で確認できてなかったことによるバグだろうから、すぐに直ると思う。
例えば、写真や動画をフルスクリーンで表示したら、角やスピーカー部分が欠けるってのはあると思う。でも今のところこんな縦横比の写真や動画は存在しないので、実際に困るケースがあるのだろうか。
仮に横画面で映画を見るとして、わざわざ上下を切り捨てて左右いっぱいに拡大して見たら、確かに欠ける。でもそれってそもそも上下を切ってるけど、そっちはいいの?って話になる。
Face ID
あともちろん気になるのはFace ID。同時に、Touch IDが無くなってることも考えなきゃいけない。
今のところの感想としては、基本的にはFace IDはすごくいいけど、ときどきTouch IDの方が良かったような場面もある。でも総合的に見てどっちかを選ぶならFace IDかなーっていう感じ。
- 登録が簡単なのがいい。
- 速度は十分速い。
- でも、あともう一瞬くらい速い方がうれしい。
- 自分を認識してくれる精度はとりあえず高い。
- 他人をちゃんと排除してるのかは正直よくわからん。
- 双子や兄弟を認識してしまってる事例はYouTubeなどを検索するとたくさん出てくる。
- 顔がiPhoneに近すぎるとダメっていうのがあって、これにときどき引っかかる。
- 寝っ転がってるときと、テーブルに置いたまま上からのぞき込むときに多い。
- 自分を認識する精度は高いので、もしFace IDが通らなかったら、それは顔の問題じゃなく、まず距離の問題だと思った方がいい。
- 手を洗った直後など、Touch IDがしづらい場面って毎日そこそこあったけど、Face IDはそれを気にしなくていいのがうれしい。
- スマートフォン対応手袋でもTouch IDは無理だったけど、Face IDならいける。マフラーとかで口が隠れてたらダメだけど。
- 暗い部屋でも問題無い。
- 認証に失敗したときに、もう一度やるための良い手順がイマイチわからない。これがちょっとストレスある。
顔認証は指紋認証と違って、わざわざ手の操作を必要としない。人間が画面上で他の操作をしている間に、勝手に認証しておいてくれる。
例えば、iPhoneのロックを解除するとき、いきなりホーム画面を開こうとして上にスワイプすれば、その間に認証しておいてくれる。最初の頃は、鍵のアイコンが解錠されるアニメーションを見届けてからスワイプしてたけど、あれは無駄な時間だった。スワイプを人間が、認証をiPhoneが、同時にやれる。
この辺がTouch IDとは根本的に違う、そしてとても便利だ。
Apple Pay+Face IDはどうなの
(以下は、認証無しでSuicaを使える場合を除いた、Face IDを使ってApple Payを認証する場合だけの話。認証無しでSuica使える場面では、当たり前だけど、単にiPhoneをタッチするだけで使えるので、Face IDは関係ない。)
Apple Payで認証が必要なとき、一度カードリーダーにかざして認証画面が出てからFace IDするってのがスマートじゃ無いのでは、って懸念があった。
しかし、前述のようにサイドボタンを二度押しするといつでもApple Payが出るようになっていて、iPhone Xではこの操作が必須になってる。先にリーダーにかざしてもダメ(サイドボタンをダブルクリックしろって画面に出る)。
流れとしては、リーダーにかざす前、まず一番最初にサイドボタンを二度押しして、使うカードを選んで、選び終わったらそのままFace IDで認証されて、そしてリーダーにかざす、っていう動作になる。
実は今までも、カードの選択があったから、かざしながらTouch IDするってのは意外と現実的じゃなかった。
- iPhoneが消えてる状態かロック画面の状態にする
- ホームボタンを二度押しする
- 画面を操作してカードを選択
- ホームボタンに指を置いてTouch ID
- リーダーにかざす
実際にはこんな感じだった。最初の2つの手順は、iPhoneのロックが解除されてる状態だったら、ホーム画面かコントロールセンターからWalletアプリを起動するっていう手順に置き換えてもいいけど、入り口がいろいろあってややこしかった。
これが、iPhone Xでは、
- サイドボタンを二度押しする
- 画面を操作してカードを選択(そして自動的にFace ID)
- リーダーにかざす
ここまでシンプルになる。なので、サイドボタン二度押しっていう入り口さえ慣れれば、Touch IDよりもFace IDの方が簡単になったと思う。
細かい新機能
他にもいくつかいい機能がある。
テザリング中の邪魔なバーが無い
まずテザリング中の表示。他にも通話中とかナビゲーション中も同様。従来だと画面上部に太くて邪魔なバーが表示されてた。例えばこのスクリーンショットはナビゲーション中の様子。iOSでは、時計のバーをタップするとスクロールが先頭に戻る機能があるけど、この邪魔なバーが出ている間は使えなかった。ホント邪魔。なんなのこれ。
ところが、iPhone Xでは時計部分に色がつくだけになって、バーは出ない。画面が狭くならない。
また、この色が付いた時計の部分以外の場所をタップすれば、スクロールを先頭に戻すこともできる。素晴らしい、最高だ、最初からこうしてよ。
キーボードのボタン
次にキーボード切り替えボタンと音声入力ボタン。今までは狭いところに小さく並んでいて、押したくないときに押しちゃうし、押したいときに違うのを押しちゃうし、なかなかつらかった。
それがiPhone Xでは画面下の広く空いたスペースに移った。これはナイス。
ところで、これなら一番下段のキーも下フリックできそう。そこになんか便利な文字とか記号を割り当てて欲しいなー。
ロック画面ですぐにライト
そして、これはiPhone Xだけじゃなく全機種に搭載したらいいのにって感じなんだけど、ロック画面にライトのボタンがついた。強押しするとON/OFFできる。
この左下に見えるボタン。これがマジで便利だ。今までで一番簡単にライトが使える。
「文字入力中のカーソル移動」「既読にしないでLINEやメールを読む」に匹敵する、3Dタッチのキラー機能のひとつだと言える。ライトがON/OFFするだけなので、画面が切り替わるわけじゃなく、そこがまた相性の良さを感じる。
ちなみに、右側にはカメラを起動するボタンもあるけど、カメラはもともと横にスワイプすると使えるから、このボタンは特に必要無い気がする。カメラを起動するんじゃなく、このボタンを強押ししただけでいきなり写真を撮るとかなら便利だったと思うけどね。
もしくは似た発想で、ボイスレコーダーの録音開始とかになればいいかも知れない。
設定→通知→プレビュー表示→ロックされてないときのみ
今までもこの機能はあったけど、これはFace IDにピッタリ。
普通、プッシュ通知が来たらロック画面に表示されるけど、この設定をするとその表示を隠せる。隠すというか、通知が来たことがわかるだけの表示になって、内容までは表示しないようになる。そして、ロックを解除すると、内容まで見えるようになる。
つまり、他人が通知を見ても内容まではわからない。しかし自分が見たときだけFace IDでロックが解除されて内容まで見えるようになる、ということ。
実際使ってみると「自分が見たときだけロック解除」といっても、なかなか距離や角度の問題で解除されないこともあるので、スムーズに使うには練習が必要そうだ。でもコンセプトとしては結構すごいと感じた、期待の機能。
まあ、Apple Watchを着けてると通知周りの使い勝手はまた違ってくる。
ワイヤレス充電
細かい新機能じゃないかも知れないけど、iPhone XではiPhone 8/8 Plusと同じく、ワイヤレス充電ができる。いわゆる置くだけ充電。
試しにひとつ充電器を買ってみた。
今後のソフトウェアアップデートで、充電速度の向上もあるらしい。
とはいえ、ケーブル使った方が、速いし、充電しながら使うこともできるので、置くだけ充電のメリットがまだよくわかってない。
置くだけ充電なら、使ってない間にケーブルが邪魔にならないし、機種を問わず使えるってことで、カフェなどのテーブルにワイヤレス充電の充電器が埋め込んであって、そこを利用するってのはあるのかな。そういう意味では家で使うものではないのかも知れない。でもカフェで充電するとしたら、できるだけ短時間でやりたいよね、そうなるとやっぱりケーブル。。。
まあ将来、充電速度が大きく向上して、ちょっと載せるだけでグワワワーって充電されて、わざわざ使いながら充電する必要はなくなるなら、そのときはワイヤレス充電はいいかもね。
とりあえず、今回買った充電器は台所に置いてみた。台所なら、ヒマじゃなく何か用事があるときに居る場所なので、わざわざケーブルをつないで充電しながらiPhoneを操作するようなことは少なく、またトイレほど短い滞在時間でもないので、そこに居る間にちょっとでも充電されてたらうれしいかな、という観点で。
カメラはまだ
カメラはまだ全然試せてない。
iPhoneのカメラ性能はそれなりに重視している。本当はコンパクトなiPhoneが好きだけど、カメラが良いというその一点だけでiPhone 7ではなくiPhone 7 Plusを使っていた。だからコンパクトなのにカメラが良いiPhone Xは、まさに本当に欲しかったiPhoneっていう気がして、とてもうれしい。
だけどまだ試せてない。ってことでカメラについてはあとで。
いろいろ書いたけど結局は普通のiPhoneとして使える
これはいつも思うけど、iPhoneは新しいのを買っても普通に使えてしまって、ある意味でつまらないところがある。それが道具としてはとても素晴らしいことなんだけど、安くない金額で買う最新デジタル機器としてはちょっと物足りない。
iPhone Xは、さすがに今までのiPhoneから変わった部分も多いけど、それでも使ってる時間の9割以上は、従来と変わらないことをやってる。
今回は1年で買い換えてるので、2年で買い換えるより感動が少ないというのもある。たぶん6sから機種変更した人は、パフォーマンス向上、Apple Pay、防水、レンズ2つなど、感動するポイントはもっとありそう。
ところで。。。
これを書きながら思ったんだけど、iPhone Xのスクリーンショットをこういうところで紹介するとき、ディスプレイの形が四角じゃ無い問題はどうすればいいんだろう。
iPhone Xでスクリーンショットを撮ると、本当のディスプレイの形は無視して、単なる四角い画像として記録される。実際の画面で欠けてる部分も、欠けてない状態になる。なんかそれだとiPhone Xっぽくないから、とりあえず今回は、実物のディスプレイの形と同じになるように周囲を黒く塗りつぶしてみたけど、なんかこれも違う気がするのよね。。。
端末本体の写真と合成して、画面に表示されてる感じにした方がいいのかなー。ちょっとこれは今後考えないといけない。