BootCamp領域は消して、Fusion専用にVista入れ直した
以前、MacにBootCamp使ってWindows Vistaを入れて、さらにVMware Fusionからそこを起動させるようにした話を書いた。
今日はいろいろあってその辺をやり直した。
BootCampとFusionを併用すると面倒
実際に使ってみると、いろいろと面倒な点があった。
- 仮想マシン起動時にMacのパスワードを求められる
- 仮想マシンをサスペンドできない(Windowsのサスペンドも、VMwareのサスペンドもできない)
- 仮想マシンで起動させるとHDDアクセスが遅い
- 仮想マシンで起動させるとグラフィック周りが調子悪い(ような気がする)
- BootCampと仮想マシンを交互にやるとライセンス認証を求められる
- なんかのドライバも毎回入れ直してる(っぽい)
- BootCamp側を滅多に使わない(いちいちOSを起動しなおすの面倒だし、上記の問題もあってさらにやりたくない)
ってことで、BootCamp領域は削除して、Fusionで作った領域に普通にVistaを入れ直した。もうBootCampはいいや。
FusionにVista入れるのは簡単
Fusionで「新規」を選び、VistaのDVDを入れてインストールを始める。作りたいユーザー名やプロダクトキーを事前にFusionに教えておくと、インストール中にそれらを入力する画面が出たときに自動で入れてくれる。すごい。
結局、最初に言語や時刻を指定する画面と、最後に再起動したときにログオン画面のパスワードを入れる作業以外は放置してるだけでインストールは終了。さらに最初の起動時にVMware Toolsのインストールも自動でやってくれた。よくできてるなあ。
Aeroは残念
さて、Fusion上で動かすVistaの難点は、Aeroが使えないこと。
正直、Aeroは結構好きだった。見た目のことではなく、ウィンドウを動かして描画がもたついたり、重いウィンドウに描画が残ったりする現象が一切なくなるのが良かった。あとタスクバーやAlt+Tabでのウィンドウのプレビューとかも便利だった。
まあもともとBootCamp側のVistaはほとんど使ってなかったので、今に始まった話ではないんだけど。
そのうちFusionが進化して、Aeroもサポートするようになるのだろうか。ユニティと相性悪いかもしれないけど。Windows 7ではさらにAeroの便利機能が増えているので、それまでにはなんとかサポートしてくれるようになるといいな。
FusionのライバルParallelsが昔、2007年中にはAeroをサポートしたいと言っていたけど、2008年12月に出た新バージョンですらまだサポートできてないところを見ると、かなり難しいのかも。