Meadow勉強中(1) インストール
突然だけど、Emacsを使えるようになりたい。そしたらもっと気持ちよくコードが書けるようになるはず。ってことで、勉強することにした。
実は以前に一度やったことがあるんだけど、テキトーに触ったらわかるだろうと思ってたらインストールの時点で挫折した。これはムズ過ぎる。なので、本を買って勉強することに。
入門 Meadow/Emacs
- 作者: 小関吉則
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
Meadowは、簡単に言うとWindows版のEmacs。最終的にはLinux上でEmacs使って全部やれるようになりたいけど、今はまだ他の開発ツールがWindowsなので、エディタだけLinuxにするとデータのやりとりが面倒(な気がする)。ってことでMeadowにした。
どうやらこの本は、タイトルこそMeadowの本ではあるけども、どのEmacsでも使えるような内容になってるらしい。
さて、これを読みながら、覚えたことをどんどんメモしていく。
インストール
まずはインストール。
準備
環境変数HOMEの値は、半角スペースや日本語文字が入らないディレクトリが良いらしい。自分のPCはVistaでユーザ名も半角英数だけなので、OSのユーザのホームディレクトリがそのまま使えた。XPや2000の場合は"Documents and Settings"のように半角スペースが含まれるので、専用のディレクトリを作ってそこを指定すればいいと思う。
Meadowをインストール
- Netinstallを入手してC:\Meadowに置く。
- Netinstallを起動。
- インストール方法は「インターネットからインストール」。
- ローカルパッケージディレクトリは「C:\Meadow」。
- インストール先ディレクトリは「C:\Meadow」。
- 接続方法は「IE5 の設定を使う」。
- ダウンロードサイトは適当に選ぶ。
- インストールするパッケージはデフォルトのまま。
- 完了したら、「今すぐ install.exe を実行しますか?」「今すぐ ImageMagick をインストールしますか?」の両方にチェックを入れる。
install.exe
- install.exeが起動したら、Emacsの設定ファイル(.emacs)をどこに作るか聞いてくる。デフォルト値が環境変数HOMEの値と同じであることを確認してEnter。もし違ってたら環境変数HOMEの設定が間違ってるんだと思う。
- スタートメニューにMeadowのショートカットができるので、それのプロパティを開き、作業フォルダに環境変数HOMEと同じディレクトリを指定。
ちなみに、自分の場合はなぜかMeadowのショートカットが生成されなかったので、自分で作った。C:\Meadow\bin\RunMW32.exeが実体。
Cygwin
CygwinはWindows上で使えるUnix風環境なんだけど、Meadowから呼び出すいくつかの機能はCygwinのものなので、入れておいた方が良い(らしい。まだよくわかってない)。
- C:\cygwinディレクトリを作る。
- setup.exeを入手してC:\cygwinに置く。
- setup.exeを起動。
- Choose A Download Sourceは「Install from Internet」。
- Select Root Install Directoryは「C:\cygwin」「All Users」「Unix」。
- Select Local Package Directoryは「C:\cygwin」
- Select Your Internet Connectionは「Use IE5 Settings」。
- Choose A Download Siteは適当に選ぶ。
- Select Packagesはデフォルトのまま。
- Create Iconsは好きにして良い。自分はDesktopのチェックは外してStart Menuだけにした。
インストールが終わったら、最後にC:\cygwinにパスを通す。システム環境変数のPathの冒頭に、「C:\cygwin\bin;」を追加する。セミコロンの後ろに元々入っていた内容が来るようにするわけだ。
終わり
これでインストール終了。乙でした。