Meadow勉強中(5) ヘルプ
Emacsには多くの機能があるけど、すごく使いやすいヘルプが用意されているので、簡単に探すことができる。C-hから始まるコマンドを覚えた。
このキーバインドはどういう意味?
キーバインドがわかっていて、それがどういう機能なのか知りたい場合。
- C-h k (調べたいキー)
- C-h c (調べたいキー)
C-h kの方は詳細な説明が別なウィンドウに出る。C-h cの方は短い説明がエコーエリアに出る。
このコマンドはどういうキー?
コマンド名がわかっていて、キーバインドがわからない場合。
- C-h w (調べたいコマンド)
コマンド名はTABキーで入力補完ができる。
あと、M-xから実際にコマンドを実行してみると、実行後にキーバインドを教えてくれるっぽい。
このコマンドはどういう意味?
コマンド名がわかっていて、どういう機能なのか知りたい場合。
- C-h f (調べたいコマンド)
コマンド名はTABキーで入力補完ができる。
コマンドの検索
- C-h a (検索キーワード)
コマンドの説明の中から指定されたキーワードを含むコマンドを抽出。自分のやりたいことを探すわけだ。
探しながら操作するのは楽しい
入力補完や入力中に出る説明を読みながらアレコレやるのって、コンソールのシェルで何かやってるときや、統合環境(Visual StudioとかEclipseとか)で開発するときとかにもよくあるけど、やってて楽しい。
「こうやって、こうやって...。あれーおかしいなー、どうだったかなー。」とか言いながらガチャガチャとキーボードを叩く。コンピュータと会話しながら何かを作っていく感じ。良くできたヘルプや入力補完があって、それを使えるようになると、そういう感覚が味わえる。
文法や名称がきちんと頭の中に入って無くても、調べ方を知っていれば使えるということ。断片を知っていれば、あとは便利なツールが検索や入力補完をしてくれる。日頃アンテナを高くしていて、たくさんの情報の断片だけでも残っていれば、後はツールを使ってその知識を利用できるわけだ。プログラムの学び方も同じだと思う。
いろいろできるようになった
ヘルプの使い方を覚えたので、やりたいことを探せるようになった。これでいちいち暗記しなくても、手動で大抵のことができる。今までに覚えた操作もあらためてヘルプを読んでみたりすると良い。
ヘルプを読むというより、ヘルプを使う。ヘルプが機能の一部として組み込まれていて、いつでも自分の知りたい情報を取り出せる。これ重要。