Kindle Fire HDを買った
アフィリエイトでもらっていたAmazonギフト券があったので、0円で買えた。ラッキー。
自分のは16GB。15,800円。怪しくないタブレットとしては一番安いんじゃないかな。
これは何か
Androidタブレットではあるけども、そう考えない方がいいと思った。
できないこと
- 自分好みに設定を変えること
勝手にされること
- 壁紙が勝手に変わる
- ホーム画面が勝手に構成される(履歴をもとに)
- Amazonに勝手にログイン
iPadなどは不要だけど電子書籍は楽しみたいし、それ以外もちょっとやりたいけど面倒なのはイヤ!という人向け
iPadやNexus 7みたいなちゃんとしたタブレットは、設定やアプリを上手に整えていって、いろいろ効率的にこなしていくツールに仕上げていき、日々磨きをかけ続ける部分がある。
でもそういうのって、そういうことが好きな人はいいし、そこが楽しみでもあるんだけど、面倒だと感じる人もたくさんいると思う。
だからって、そういう風にタブレットを使いこなすのを面倒だと感じてる人は、電子書籍すら読むことができないのか、というと、そこは違うと信じたい。タブレットを使いこなすのと、電子書籍は関係ないはず。電子書籍は、とりあえずは現状の紙の本を置き換えるだけで十分。手間が減るならともかく、手間が増えるのでは置き換えたとは言えない。
そのためのKindle Fire HDなんじゃないかと思った。細かい設定とかは全然できないどころか勝手に動作して、本を買って読むところだけやれればいいようになってる。だからといって電子ペーパー型の端末とは違って、それ以外のこともまあまあできる。動画とかゲームとか。あとはブラウザがあるのでAmazonで買い物もできる。
これこそ、一般家庭に普及するタブレットのコンセプトなのかも知れない。テレビやHDDレコーダーやゲーム機に近い。多くの人はHDDレコーダーのメニュー画面の壁紙をカスタマイズしたいとか言わないから、それと一緒で、誰も電子書籍端末の壁紙をカスタマイズしたいなんて言わないだろうという。
そしてこれがオープンソースであるAndroidの正しい活用方法のひとつなんじゃないかなと思う。何かに特化した製品を、OSのメーカーじゃなくても作れる。
ホントに本しか読まない人は電子ペーパーのやつでもいいんだと思うけど、そういう人は他にもパソコンなどの端末を持っているか、もしくは一切必要としてないんだと思う。Kindle Fire HDは、他もやりたいけど、とにかく面倒なのはイヤだという人にぴったり。
その他の感想
- 当初よりも発売日が1日前倒しになって、ちゃんとその日に届いた。Nexus 7も見習って欲しい→参考
- Nexux 7よりも重量がある感じがする。ちょっとしたズッシリ感。まあ多少の差ではあるし、持てないような重さでは全然無いけど。
- 画面はまあまあ綺麗。
- 横画面を基本として設計されている感じ。カメラとスピーカーとUSB端子の位置からわかる。でも縦でも使える。
- 持った感じ、Nexus 7のようなグリップ感はない。iPhone/iPadほどではないけど、落とさないように注意。
- しかしNexus 7のような超ダサい技適のシールはない。すばらしい。
- 付属品に電源アダプタがない。USBケーブルのみ。PC持たない人は追加で買う必要がある。ここはコンセプトと違うような気がした。
- 動作は結構なめらか。Androidでは御法度(なのか知らないけど)のバウンススクロールも多用されている。いい。でもiOSほどではない。
- あんまり試してないけど、音は結構よかった。でもスピーカーは背面なので置き場所を選ぶかも。
- ロック画面にバッテリー残量を表示して欲しい。充電すべきかどうかを知りたいだけなのにいちいちロック解除するのが面倒。
- スタンドがないけど、Nexus 7用の純正スタンドがそのまま使えた(もちろん充電はできない)
- 自宅も会社もTimeMachineの5GHzの11n環境なんだけど、スポットを認識してくれなかった。なんでだろう。
- YouTubeをHD画質で見る方法あるのかな。ブラウザで開いても中程度の画質にしかならない。
そういうわけで、コンセプトにぴったりの人にはオススメだと思う。