REGZAブルーレイ DBR-M190をソフトウェアアップデートした
1年くらい前、DBR-M190を買った。
地デジを6チャンネル同時に24時間録画しつづけて、2週間分を保存しておいてくれる(古い物から自動で消える)というHDDレコーダー。つまり、過去2週間の全ての番組がいつでも見れるような装置。
これが、1年使ってるけど素晴らしくて、テレビに関しては生活が完全に変わった。「わざわざ録画してまでテレビ番組を見ない」という発想がまったく逆になり、「わざわざ、放送時間に合わせてテレビをつけて、興味ない場面やCMも我慢して、等倍速で見ない」という気持ち。つまり時間はいつでもいいし、興味ないところは飛ばせるし、1.3倍速で再生できる。
本命は家庭用SPIDERなんだけど、こちらは宣伝やビジョンを語ってばかりでいつまで待っても発売してくれない。出たら買うと思うけど(価格によるけど)、出るまではこのDBR-M190でいい。
ひどい不具合
ところが、ひどい不具合があった。録画がされてないのだ。
過去番組表という機能があって、過去2週間分の番組表が見れる。そして選んだ番組が再生される。この機種のメインとも言える機能であるわけだけど、この不具合が起きたときに録画された番組は、再生されない。再生させても真っ暗で音も出ない。
この不具合はチャンネル単位で起こるようで、その現象が起きたチャンネルはそれ以降の番組がずっと真っ暗。
普段は何もしないで勝手に全部を録画しているわけだけど、この不具合は再生時ではなく録画時のものなので、不具合が起きたことを知るのは、あとで番組を再生しようとしたときだ。「あーなんだよ、録れてないじゃん、見れないわ。」ってなる。最悪のユーザー体験。
この不具合が起きて録画がされてなかったことが判明したら、電源を入れ直す。そうすると、それ以降はまた録画されるようになる(過去に録画がダメだった分の番組はダメ)。
しかし、問題が起きてからじゃ遅い。だけど頻繁に再生してみて確認するわけにもいかない。
そんな中、何度か不具合に遭遇してるうちに、傾向として、1週間以上連続稼働させているときにこの問題が起こっていたような気がしてきた。
そこで自分は、毎週日曜日の夜に必ず電源を入れ直すようにしていた。不具合が起きてても起きてなくても関係なく、必ず電源を入れ直す。このやり方を導入してからは、だいぶこのトラブルは回避できていた(たまに、1週間かからずに不具合が起こってしまったケースや、電源を入れ直す作業をやり忘れたために不具合が起きたケースはあった)。
ソフトウェアアップデート
2013年11月28日、アップデートが配布された。
このページによると、
タイムシフト録画で、過去番組表は表示されるが再生できない番組がありましたが、改善しました。
DBR-M190/DBR-M180｜製品別サポート情報｜レグザブルーレイ/レグザタイムシフトマシン｜REGZA ： 東芝
とのこと。ちょっと納得いかない。「再生できない」んじゃなく「録画されてない」のが正しいと思う。この製品はレコーダーなので「録画されてない不具合がありました」とは言いたくないのかも知れないけど。でもこの修正内容だけを見たら、アップデートすれば過去のダメだった番組が見れるようになるようにも読めてしまう。けど実際はそんなことはない。録画できてないんだから、アップデートしたって見れるようにはならない。アップデート以降に録画する番組が大丈夫だというだけ。
まあそんな思いはあるけど、でも自分が買ったのが1年前、発売されたのが2年くらい前の機種なのに、こうしてアップデートを提供してくれたのはうれしい。
実際、アップデートを適用して、電源を入れ直さずにつけっぱなしで2週間くらい使ってるけど、例の不具合は発生していない様子。本当によかった。
まだ他にも不具合はある
全部の番組をとり続けるタイムシフトマシン機能とは別に、通常のレコーダー機能もある。2チャンネル同時録画で、日時などを指定して予約録画したりする機能。
そっちの不具合がある。
- レコーダー機能で録画した番組を1.3倍速で再生するとコマ落ちすることがある(1年前の記事にも書いたけど)
- レコーダー機能用のHDDを急に認識しなくなり、その後は予約録画も機能してない(電源入れ直すと元に戻る)
- レコーダー機能で、録画されてないことがある(0秒の番組として録画されてる感じ)
- レコーダー機能で、番組の先頭の3秒くらいが無限ループで録画されてた
という感じ。なかなかヒドイ。
まあ録画できてない問題については、タイムシフトマシン側に録画されてるので致命的にはならないんだけど、例外として、BSなどはタイムシフトマシン側では録画してないので、そこを普通に予約した際にこの不具合が起こっちゃうとマジで困る。
ってことでこちらも修正してほしい。
