SONY Eマウントレンズ 18-200mm F3.5-6.3 (SEL18200LE)を買った
望遠まで行けるズームレンズを買った。
このレンズ、最近なぜかどこの店も品薄になりつつあって、後継のレンズが発売されそうな気配があるのかも知れないけど、そうだとしても価格的に見てこんなところかなって感じだったので買っちゃった。もしかしたら後悔する可能性はある。
以前買ったNEX-5Rに使えるEマウントレンズ。18mm〜200mmの望遠なズームレンズ。SEL18200LE。
TAMRONの同じレンズと悩んだ
こういうのがある。純正ではないTAMRONの同じレンズModel B011。同じってのは、スペック的に全く同じで、どうやらSONY純正のSEL18200LEはこのレンズのOEMらしい。見た目は少し違うけど、レンズ的には同じってことなのかな。そしてTAMRONの方がSONYより安い。さらに今は3,000円キャッシュバックされるキャンペーンもやってるのでお得。
だけど今回はSONYにした。全く同じレンズなんだからTAMRONにすれば良かったんだけど、気になったのがファストハイブリッドAF。
NEX-5RにはファストハイブリッドAFという機能があって、オートフォーカスがすごい速い。これはよくわかんないけどソフトウェア的なものらしい。ソフトウェアで画像を加工してるっていう意味じゃなく、カメラとレンズの動作を制御してるソフトウェアによる機能っていう感じ?
でもこのファストハイブリッドAFに対応してるのはSONY純正のレンズだけのようだ。つまり、OEM製品だからレンズ的にはまったく同じだとしても、機能が使えるかどうかという点で違いがある。ってことでSONYを選んだ。
大きくて重い
今まで持ってたレンズ(SELP1650、SEL35F18、SEL16F28+VCL-ECU1)に比べると、かなり大きくて重い。カメラ本体が276gなのに、レンズが460gもある。
ちなみにNEX-5Rにつけると以下のような感じになる。
短くしてる状態では、確かに大きいけど、意外とこんなもんかなっていう感じもする。だけど最大までズームすると、さすがにカメラ本体とのバランスは変な感じ。
ただ、レンズの部分をしっかり手で持てるので、安定感はある。
どんなレンズか
18-200mmなので、35mm判換算(1.5倍)で27-300mm。普通の広角からまあまあの望遠まで使える。これ1本で旅行も問題ないらしい。
さらに、カメラの機能で「全画素超解像ズーム」というのがあって、これを使うとなるべく画質を維持したままで焦点距離を2倍にできるので、最大600mmまでいける。600mmあれば、生活の中でだいたい困ることはないとのこと。まあ結局デジタルズームなんだけど。
ただ開放F値が3.5-6.3なので、決して明るいレンズではない。昼間の外なら問題なくても、室内とかは厳しい感じ。光学式手ぶれ補正が入ってるので、シャッタースピードは少し遅くしても大丈夫だけど、それでも足りない場合は画質を犠牲にしてISO感度を上げたりすることになる。
ってことで、位置づけとしては、画質はそこそこだけど画角は自在、みたいなレンズなんだと思う。
例えば望遠レンズが必要なシーンとして、子供の運動会ってのがあるんだけど、大抵の運動会は晴れた日の昼間に外でやるわけで、そういうときは問題なさそう。
撮ってみた
どんなもんか撮ってみた。画像のリンク先はFlickr。
キットレンズとの比較
まずは今回のレンズSEL18200LEで撮ってみた。
18mm (換算27mm) | |
35mm (換算52.5mm) | |
50mm (換算75mm) | |
100mm (換算150mm) | |
200mm(換算300mm) | |
200mm & 全画素超解像ズームx1.4 (換算420mm) | |
200mm & 全画素超解像ズームx2.0 (換算600mm) |
一本のレンズでこんなに広角から望遠まで行けるのすごい。あと全画素超解像ズームの画質も気になるところだけど、個人的に特に問題ないように感じた。積極的に使っていきたい。
そしてキットレンズSELP1650(16-50mm)だとこんな感じ。
16mm (換算24mm) | |
35mm (換算52.5mm) | |
50mm (換算75mm) | |
50mm & 全画素超解像ズームx1.4 (換算105mm) | |
50mm & 全画素超解像ズームx2.0 (換算150mm) |
キットレンズでは全画素超解像ズームを使ってもここまでしか行けない。なので、600mm相当まで行けるのは自分にしてみればかなり新しい。たとえば子供とか撮るとき、かなり遠くから撮れるのでカメラを意識されにくくて良いとかのメリットがあったりするのかな。