iPad Pro 10.5インチモデルを買った
久しぶりに大きめのiPad買った!といっても発売してすぐ(6月)に買ったので、もう3ヶ月以上使ってる。
今回買ったのは、Proの10.5インチ。256GBのセルラーモデルにした。色はゴールドで。Amazonにはセルラーモデルが見当たらなかったので上記のリンクはWi-Fiモデル。
iPadのラインナップはいろいろと安定しない。最近は、ProとProじゃないやつの2種類で、それぞれ画面サイズが2種類ずつの合計4種類になっている。
- Proじゃない7.9インチ(iPad mini 4)
- Proじゃない9.7インチ(iPad)
- Proの10.5インチ(10.5インチiPad Pro)
- Proの12.9インチ(12.9インチiPad Pro)
以前まではProの10.5インチがなくて、その代わりにProの9.7インチというのがあったけど、今世代からは上記の通りになった。
そしてProだとApple PencilやSmart Keyboardも使えるので、それらも合わせて購入した。
WWDCでの発表は寝過ごしちゃったんだけど、目が覚めてから急いで注文したら無事に発売日には届いた。
これまでに買ったiPad
ってことで今回は6台目。さらに自分のじゃないけど家にはPro 9.7もある。たくさん買ったなあ。
初代miniを衝動的に買ったのを除けば、一応2世代おきに買うっていう方針でやってきていて、今回もその流れではある。
前回のmini 4のときだけセルラーモデルをやめてWi-Fiモデルにしたんだけど、やっぱり不便な場面がときどきあったので、今回はまたセルラーモデルにした。Appleから買ったのでSIMロックフリー。とりあえず余ってたFREETELのSIMを入れている。
今回のiPad Proの新機能
いろいろ変更点はあるんだろうけど目立つのは以下かな。
- ディスプレイが120Hzのリフレッシュレートになって一層ヌルヌル動作に
- A10X Fusionプロセッサのパフォーマンスがすごい
- Touch IDが速いやつ(iPhone 6s以降のと同じ)になった
- カメラがiPhone 7と同じになった(画質や光学手ぶれ補正とか)
- 10.5インチっていうサイズ自体が新しい
- 日本語配列のSmart Keyboardに対応
- iOS11のマルチタスク関連の新機能をフルで使える
実際試した感じでは、120Hzは確かにヌルヌルだ。もともと特に不満がなかったところを強化してきて、それに慣れちゃうともう前のモデルには戻れないっていう意味ではRetinaDisplayが初めて出たときに似てる。指に吸いつくスクロールが強まって、とても気持ちがいい。
もちろん操作した時のスクロールやアニメーションのヌルヌルさだけじゃなく、A10X Fusionがむちゃくちゃ速いようで、起動速度とかが向上したり、いろいろ重くなりにくくなったのもある。Touch IDが速いやつになったのもうれしい。
新しいサイズ
iPad mini 4とiPad Pro 9.7インチモデルがあるので比べてみた。
左から、mini 4、Pro 9.7、Pro 10.5。見ての通り10.5インチモデルはフチが狭くなったので、画面の大型化の割には、本体サイズはそこまで大きくなってない。こうやって並べて比較するんじゃなく、単体で持つ分には普通のiPadの感覚でいける。いいね。
キーボードは使えば便利だけど使わないときに邪魔
個人的に嬉しいのが日本語配列のSmart Keyboard対応。結構US配列で使ってる人もいるけど、自分はどうしても慣れないので日本語配列で使いたい。特に記号の配置が大事で、プログラム書くときは記号も多用するので、記号の位置は慣れた場所であってほしい。やっとそれができる。
キーはなかなか入力しやすい。Macに近いキーピッチ、配列も自然、押し心地も悪くない。カーソルキーやショートカットキーが使えるのも便利。
だけど。。。iPadはキーボードを使わずに利用することも多い。そういうときにこのSmart Keyboardは邪魔なのがつらい。裏に折り返しても重いし厚いし。
それから、磁力がちょっと強すぎるくらいに感じる。事務机みたいな、木じゃなく鉄製の天板の上に置くと、くっついちゃって簡単に移動できなくなる。カバンに入れたときに一緒に入れてる財布の中のクレジットカードとかに影響ないか心配してる。
かなり満足度は高い
サイズ的にはiPad mini 4が気に入っていた。薄くて軽くて小さいiPad。Apple PencilとSmart Keyboardはいいけど、持ち歩くならやっぱりiPad mini 4で、iPad Proは家か職場に置きっぱなしで使う感じかなーと思っていた。
ところがいざiPad Proを使ってみると、画面が大きくて明るくて色もキレイで動きがヌルヌルなのはすごくいいし、なにより動作が速くて何をするにもサクサクやれるのがいい。この速さを体験しちゃうと、正直iPad mini 4には戻れなくなっちゃう。ってことでiPad mini 4はほぼ使わなくなって、iPad Proを持ち歩いてどこでも使ってる。
Smart Keyboardが画面をフタしてくてれるのもあって、バッグインバッグ的なケースに入れるのもやめた。カバンにいきなり放り込んでる。そのカバンはファスナーなどもなく、手を突っ込んだらすぐに取り出せるようにしてる。今までは家に帰ってもカバンからiPadを出すのが面倒で、家では家用の別なiPadを使ったりしてたけど、ここまで簡単に出し入れできるようにしたことで、この1台だけでも大丈夫になった。というか、他のiPadは動作がサクサクじゃないから使いたくなくなってくる。それくらいこのiPadのサクサク感は手放せない。
もちろん、それまで使っていたのがiPad mini 4だからそう感じるってのはあると思う。Air2とかPro9.7インチとかだったらそこまで差は感じない可能性はある。その点はちょっと極端な感想になってたらごめん。
iPad mini Proは微妙な気がする
iPad miniのサイズが好きという人は結構いて、自分も好きなので気持ちはわかるけど、iPad miniのPro版については、なかなか微妙な気がする。
最大の理由は、Smart Keyboardの横幅が足りない点。キーボードなんて無くていいよと言うかも知れないけど、iPad Proのコンセプト的に、妥協しないキーボードがあることは重要だと思う。その次の理由は、Apple Pencilも小さい画面ではあんまり使いやすくなさそうな点。あとは性能をPro相当にすると価格やバッテリーがつらい点もありそう。
10.5インチいいよ、miniのサイズが好きなのはわかるけど、10.5インチというのも使ってみればなかなかホントに絶妙にいいサイズだった。