SONY Eマウントレンズ 16mm F2.8と専用ウルトラワイドコンバーターで超広角レンズにする
先日買ったNEX-5R用に、なるべく広角なレンズが欲しかったのでやってみた。
まずは普通の広角レンズとして、純正のパンケーキレンズを買った。16mm F2.8。型番は「SEL16F28」。定価は3万円くらいで、売値はだいたい2万円くらいなんだけど、NEX-3か何かのキットレンズとして付属しているらしく、それが不要という人が結構いて中古市場に出回ってるみたい。
自分はヤフオクで1万円弱くらいで買った。
そして、SEL16F28に取り付ける専用のウルトラワイドコンバーターVCL-ECU1。これを付けると焦点距離が0.75倍になる。こちらはヨドバシで1万円弱で買った。
合体してみる
レンズの先にコンバーターをガチャって取り付ける感じ。フィルターみたいにネジをグルグル回すわけじゃなく、45度くらい回すとロックされる。とっても簡単。
16mmの0.75倍ということは、12mm。つまり、35mm判換算で18mmの超広角レンズになる。合計で2万円かかってないので、レンズにしては安い。まあいいかなと思った。
ひとつ注意が必要なのは、レンズフィルターが付けられないというところ。SEL16F28にフィルターを付けちゃうとコンバーターが取り付けられなくなるし、コンバーターは先端のレンズが丸く出っ張ってることもあり、フィルターが付けられるような構造になってない。
撮ってみた
とりあえずいろいろ撮ってみた。
比較
このコンバーターを付けない状態では16mm。NEX-5Rのキットレンズ(SELP1650)が16-50mm。もう1つ持ってるレンズ(SEL35F18)は35mm。ってことで、取り比べてみた。
SELP1650 | 50mm | |
SELP1650 | 35mm | |
SEL35F18 | 35mm | |
SELP1650 | 16mm | |
SEL16F28 | 16mm | |
SEL16F28+VCL-ECU1 | 12mm |
上から、SELP1650の50mmと35mm、SEL35F18、SELP1650の16mm、SEL16F28、SEL16F28+VCL-ECU1の12mm。三脚でカメラを設置して、場所を変えずにレンズだけ変えて撮ってみた。こうして比べてみると16mmと12mmって結構な差があるもんなのね。
もっと望遠のレンズとかも持ってれば良かったんだけど、持ってないので仕方ない。上記の比較だけでも、まあだいぶ広いのはわかる。肉眼の視野よりもだいぶ広い感じがする。
SEL35F18にも取り付けできた
ちなみに、別な35mm F1.8のレンズ(SEL35F18)にも実はコンバーターレンズを取り付ける機構があった。でもレンズ的に合ってないようで、取り付けるとおかしな写真になる。
原理がよくわかんないけど、謎のソフトフォーカスみたいな感じになった。絞り開放のF1.8。画角は一応広くなってるっぽい。でもダメだねこれは。まあ対応って書いてないので当たり前だけど。
それでも上記の様にF5くらいまで絞ると一応普通になる。
感想
合体した状態でもそこまで巨大じゃないので、持ち運ぶのもさほど苦にならない感じ。自分の場合は、このレンズはコンバーター付けっぱなしで12mmとして使って、16mmのパンケーキレンズとして使う機会はあんまりなさそう。
画質とかは、明らかに普通なイメージ。世の中もっともっとキレイに撮れるレンズがあると思う。まあ2万円かからずこの超広角を楽しめるからそういう意味で良かったってことで。将来もう少しカメラのことがわかってきて、いいレンズが欲しくなったら買い換えればいい。また今回、ヤフオクで買ってみて、レンズの中古市場がなかなか面白いことがわかった。自分もいいレンズに買い換えたら、今使ってるやつは売ればいいと思った。