Apple TV(第4世代)を買った!
長年待ち続けていたのを買った!
やっとでたので、やっと買った。安い方の32GBモデルにした。
第2世代を使っていた
今回のApple TVは第4世代。
第1世代は、MacからiTunesだけ抜き出してテレビにつなぐようなコンセプトで(たぶん)、今のApple TVとは全然違う。買わなかったし、ほとんどいじったこともないからよく知らないけど。
そして第2世代からは今の感じ近い。iOS系のOSが載っていて、ストリーミングコンテンツをテレビで見るためのセットトップボックスって感じ。我が家では第2世代を買って、ずっと今まで使っていた。
第3世代は、CPUが強化されて、フルHD(1080p)に対応して(第2世代は720pだった)、あとはほとんど第2世代と同じだった。その後、OSアップデートで第3世代だけUIが変わったりした。
第2世代を持ってたので、別にいいかなと思って第3世代をスルーしたんだけど、その後、どんなに待っても第4世代がでない。結果、3年半くらい第3世代の時代が続き、やっと今回の第4世代が出た。
用途
第2〜第3世代のApple TVは、
- インターネットで配信される動画コンテンツをストリーミングでテレビで見る
- 同じネットワーク上のMacに入ってるiTunes内のホームシェアリングコンテンツや、自分のiCloudアカウント上にあるコンテンツをテレビで見る
- Mac、iPhone、iPadから、AirPlayを使って、コンテンツや端末の画面表示そのものをApple TVに送ってテレビで見る。
こんなときに使うためのもの。
まあ簡単に言うと、「インターネット上のコンテンツや、端末内に入ってるコンテンツをテレビで見れる。見る方法は2つあって、Apple TV側を操作してデータを取ってきて再生する方法と、MacやiOSデバイスを操作してApple TVにデータを送って見る方法、どっちでもいい、好きな方法でいい。」って感じかな。
自分の場合は、いつもiPhoneは持ってるし、テレビの置いてある部屋にはiPadも置いてあるので、ほとんどはiPhoneやiPadからAirPlayで送って見るような使い方だった。Apple TV側をリモコンで操作するのは結構面倒だと思っているので。
そしてこの第4世代。
まずリモコンが進化した。タッチ操作ができるトラックパットが搭載され、さらにマイクに話しかけるとSiriが動作してくれるようになった。
あとはApp Storeが入って、本体にアプリをどんどん追加できるようになった。いろんな動画配信サービスがアプリを提供してくれれば、Apple TVでそうした動画配信を見ることができるようになる。アプリは動画配信に限らず、ゲームだったりもある。
感想
- リモコン
- App Store
- もちろんまだまだアプリは少ない。
- とはいえ動画配信サービス系のアプリは、まあまああるし、今後も充実していく気がする。
- ゲームとかは、リモコンで操作するのつらいから本気のゲームは出ない気がするし、カジュアルゲームはわざわざ居間のテレビでやらない気がする。
- 文字入力がつらすぎる
- 動画配信系サービスはだいたいログインがあるし、そのあとキーワード検索もすると思うけど、文字入力が大変すぎる。
- 第2〜第3世代のApple TVは、RemoteっていうiPhoneアプリを使うと、iPhone側で文字入力ができた。しかし第4世代は今のところRemoteアプリ非対応。
- Siriはあっても音声認識でのテキスト入力はできないようになってるし、Siriに検索してもらうのはiTunesのコンテンツ限定っぽい。
- つまり、簡単に言うと、YouTubeの動画をキーワード検索して見るってのが事実上無理。使い物にならん。
- この一点で、Apple TV本体側を操作して動画を見るってのは無理だと思った。
- Bluetoothキーボードも使えないらしい。
- AirPlayは最高
- スクリーンセーバーが非常に良い
- 「600MBのダウンロードが必要」とか言われてちょっとビビるスクリーンセーバーだけど、これがすごくいい。
- 街や自然をものすごくキレイに撮影した動画(少しずつ移動しながら撮影されたものをスーパースローになった感じ)なんだけど、すごく美しくて、しばらく見てられる。
- しかも定期的に更新されるらしいので今後も楽しみ。
- こんな感じで、テレビ画面でひたすらキレイな映像が流れるだけのアプリとか需要ありそう。例えば日本の和風な映像がひたすら流れるとしたら、海外の人が結構買ってくれるんじゃないかな。
というわけで、個人的な感想としては、
- 文字入力がつらすぎるから本体機能で動画を探して見ようとは思えない
- 逆にAirPlayはさらに良くなってるので、ますます本体機能はどうでもよくて、積極的にiPhoneやiPadからのAirPlayで動画を見たい
って感じ。以前買ったNexus Playerでは音声でYouTubeの検索ができたので(動作が不安定なので、使用感はイマイチだったけど)、せめてApple TVも音声入力で文字を入れさせて欲しい。
一方で、iPhoneのRemoteアプリは、使えるようになったとしても微妙だとは思う。iPhoneが手元にある状況なら、わざわざ文字入力のためだけに使うんじゃなく、そのまま動画を探してAirPlayすればいい。iPhoneを操作してAirPlayするよりも手軽に使えるようにしないと意味ないので、やはりリモコンへの音声入力がもっと進化するのが正解のやり方なんじゃないかとは思う。
AirPlayでのYouTubeの動画広告、不安定だよね?
これは悩みなんだけど、YouTubeの動画をAirPlayで送って見ていて動画広告が割り込んでくる際に、再生が止まってしまってどうにもならなくなる。
第2世代で困っていて、今回の第4世代でも同じだった。iPhoneのYouTubeアプリ側の問題なのかな。
確かに動画が割り込むのはAirPlayはあまり想定してない気はするけど、実際それで止まってしまってどうにもならない(再開もできないし、接続されてるんだか切れてるんだかもわからん状態になる)のは普通に困る。
AirPlayじゃなく、第4世代Apple TV本体側でYouTubeアプリを使うと、リモコンの長押しで広告スキップとかできていいんだけど(さすが専用アプリ)、そっちは前述の通り文字入力がつらいので使いたくないし。
YouTube Redに課金したら動画広告無くなってこの問題も回避できるなら、課金するのもアリかも知れないと思えてくる。
この現象、自分だけなのかなー。