STAEDTLERのアバンギャルドを買って、ジェットストリーム化してみた
STAEDTLERのアバンギャルド。黒・赤・青・0.5mmシャープペンの4つを切り替えて使える多機能ペン。
たまたまお店で見かけて、なかなかいいデザインのペンだなーと思って調べてみると、ジェットストリームプライムの替芯が入るとのことだったので、買っちゃった。
カラーバリエーション(インクの色じゃなくペン本体のカラーリングね)が7色あって、結構どれもいい感じだったんだけど、今回はクールシルバーを選んだ。でも最後の最後までシャンパンゴールドと悩んだ。
箱に専用のケースが入ってて、その中に本体が入ってた。そんな高級品でもないのにここまでやるのね。
そして、もちろん一緒にジェットストリームプライムの替芯も買った。
実際、何も問題なく交換することができた。
少し前からLAMY2000をジェットストリーム化して使ってる
以前、こんな記事を書いてた。
ボールペンと言えばジェットストリームが大好き。しかし書き心地はいいのに、あんまりペンのデザインが好きじゃない。そこでこのLAMY2000という50年前から変わらず人気らしいペンに、ジェットストリームプライムの替芯を入れて使っている。
もう半年くらい仕事で使ってるけど、非常に満足している。
まあ別にこだわりとかがあるわけじゃないので本当はなんでもいいんだけど、ペンを買うたびにどれにしようかなとか考えるのも面倒なので、もうコレって決めてあとはインクが無くなったら替芯を交換して、ペンが壊れたら同じのをまた買うっていう方が楽になれる。ジェットストリームなら慣れてるし書き心地もいいのでずっとこれでいいし、LAMY2000なら50年前からあるので今後もまた壊れたら買える可能性が高い。
でもこれは基本的に会社に置きっぱなしなので、それとは別にカバンに入れておく持ち歩き用のペンが欲しいと思っていた。同じくLAMY2000を買ってもいいんだけど、ボールペンとシャープペンが別々になるので、日々持ち歩くにはジャマそうな気がしてためらっていた。
このアバンギャルドなら、1本でシャープペンまで兼ねるので、バッチリだ。その分、ボールペンは4色じゃなく3色になるけど、まあいい。
感想
そんなわけでこのアバンギャルド、とりあえず1日、積極的にペンを使う作業をするようにして、しっかりと使ってみた。
感想としては、とてもいい。持つところが少し膨らんだ形状が持ちやすいし、見た目も手触りもいい。そして書き味はジェットストリームに変えたのでいつもの感じで良い。
ちなみに最初から入ってた芯でも書いてみたら、インクの粘りが強いのかなんなのか、紙の上で線を引いてからインクが出てくるまで毎回少し助走が必要で、たまにかすれるし、線を引くスピードも出ない感じがあった。まあ慣れてない(ジェットストリームに慣れすぎてる)というのもあるかも。
方式
芯を出す方法はLAMY2000と同じで、側面にBlackとかRedとか書いてあるので、それを上にしてノックするとその芯が出てくるという方式。LAMY2000のときは珍しいと思ったけど、他にもあるんだね。芯を収納するときは、LAMY2000の場合はもう一度ノックするんだけど、このアバンギャルドは側面のボタンを押すと収納される方式だった。おそらくシャープペンが入ってるので、シャープペンの芯を出す操作との兼ね合いでこうなったんだと思う。
ペンの側面に芯ごとのノックがついてるタイプもよくあるけど(ジェットストリームプライムの本体とか)、あれだとどうしてもデザインがゴチャゴチャになっちゃうのよね。ダイレクトに芯を選べるし芯を収納する操作も兼ねるので圧倒的に機能的だとは思うんだけど。
あとはスタイルフィットみたいに軸を回転して切り替えるタイプもある。これはノックすら無いので見た目はシンプルでいいんだけど、切り替えるときに両手を使うことになるので(頑張れば片手でもできるけど)、一長一短って感じ。
アバンギャルド(やLAMY2000)みたいに、ペンの向き+ひとつのノックで切り替える方式は、デザインと使いやすさのバランスはいいと思う。慣れが必要なのが難点。
他にも難点
さらに難点を挙げるとすれば、結構カチャカチャ鳴るところかな。持ち上げたりすると内部の部品がカチャカチャと鳴る。書いてる最中に鳴るほどではないけど。LAMY2000はそんなに鳴らないので、その辺はアバンギャルドの弱点なのかも知れない。
それから、これは難点ってわけじゃないけど、気になる点として、ノック部分が異様に長いと思う。壊れて飛び出しちゃってるって思われそうなほど。そういうデザインなのか仕様上の理由なのかは不明。そのせいで、芯の収納時は他のペンよりちょっと長い。使用中(芯が出てるとき)はこの長いノック部分の大半がペンの中に入るので、普通の長さになる。
ペンケースも買った
LAMY2000のときにも買ったRomeoのペンケースをまた買った。今度は1本用にした。蓋やファスナーなどが無いので、出し入れが簡単でとてもいい。
まあ値段的にはペンよりペンケースの方が高くなっちゃったので、ケースとしてどうなのかっていう気がしないでもないけど、裸でペンを持ち歩くのもアレなのでいいよね。
上記の通り、芯を収納してるときにノックが長すぎてペン全体の長さも長くなってることで、このペンケースだとちょっとだけ(1mmくらい)ハミ出る。
お店で買う時点でハミ出ることは気づいてたんだけど、他にこういう蓋の無いペンケースでいいやつもなかったし、すでに3本用のを使っていて統一感があるのもカワイイと思ったので、これで我慢することにした。蓋の無いペンケースって時点で、ハミ出てようが出てまいが防御力としては大差ないような気もするし、まあいいかと。
でも全く気にならないというわけでもない。革のペンケースなので、使い込んでいくうちに伸びたらいいなあ。